ワイン紹介~BONGIRAUD

BONGIRAUD

ボンジロー La francuska Vinarija Roglivievo(セルビア)

ブルゴーニュとアルザスにて15年間、畑の土に関する指導者として働いてきた、シリル・ボンジロー氏ががパートナーのエステル・ジェルマン(シャトーショレイの3女)と自分達で所得出来る最高のテロワールを探し求め、3年前に創めたドメーヌ。ドメーヌは新しいが、この地におけるワイン造りは実に歴史があり、1700 年代からこのROGLIEVOではワインが造られ 1882年ボルド一国際見本市や、1890年パリでの万博に出展された記録が有るほどの優良ワインを産する地であった。まだ一部しか所有畑が無いが、隣接する他の畑も完全指導の下BIOで栽培収穫して買い取るという徹底したシステム。この地は気候の特色で完熟まで全くカビのつかないブドウが収穫出来る。反対に、寒さが厳しく遅霜にやられてしまう畑があると生産量が減ってしうのが難点。シリルはブルゴーニュではGEST(ジェスト)、アルザスではVignesiats As(ヴィーニュ・ヴィヴァントゥ・オン・アルザス)という団体の創設者。優良生産者が集まり、機材の共有などで仕事の向上をはかり、畑の土を甦らせる。ということを目的とした有機農法の普及に人生を費やしてきた、テロワールのスペシャリストである。