ワイン紹介～TOSCANA トスカーナ AZ、AGR、CASAVECCHIA alla PIAZZA di BUONDONNO Di castellina in chianti

フィレンツェとシエナの間、カステリーナインキャンティの町の北 10km のところにボンドンノ氏の蔵はある。日当たりの良い丘陵部にあり、看板も何もでていない、本当にただの田舎といった所である。ナポリ出身の彼は89 年よりこの小さな蔵のオーナーとなり、ワイン造りとオリーブ造り、そしてアグリツーリズモとして宿も経営している。現在7haの畑を持ち、サンジョべーゼを中心に0.5haのシラー、その他まだ若木だが、カベルネソーヴィニヨンとメルローが植えられている。生産量は目下25000本、主にキャンティクラシコ、キャンティクラシコリゼルバとなる。
有機栽培を実践し、収穫量を抑え丁寧に醸造している。キャンティC/Rとシラーは400Lのオークの新樽で熟成させる。果実味の凝縮感と樽のニュアンスのバランスがとてもよくとれていて、樽の風味はあくまでワインのサポートにまわっている。食事の邪魔にならない飲み飽きしないワインである。